この秋、LTE対応の新機種が続々と登場しているが、そのなかでもいますぐ手に入れることができるスマートフォンをご紹介しよう。

データ通信がケタ違いの速さ　これからはLTEの時代

　「LTE」とは「Long Term Evolution（ロング・ターム・エボリューション）」の頭文字をとったもので、携帯電話のデータ通信を高速化した通信規格。これまでは、メールを送受信したり、携帯用サイトを閲覧したりするときに利用することが多かったデータ通信だが、スマートフォンやタブレット端末が急速に増え、音楽や動画をダウンロードしたり、PCサイトを閲覧したり、動画をストリーミング再生したりと、より高速通信が求められるようになった。

　これまでのデータ通信速度は、理論値で下り14.4Mbps、上り5.76Mbpsが最高だった。それがLTEだと近い将来に下り100Mbps、上り50Mbpsになり、ケタ違いの高速を実現する。特に下りのデータ通信が高速になると、高画質の動画や、対戦型ネットワークゲームなどを、存分に楽しめる。LTEが利用できる地域は急速に拡大中で、これから発売になるモデルはLTE対応モデルが主流。各社とも利用料金はこれまでと変わらない場合が多いので、LTEの恩恵をいち早く実生活に生かしたいところだ。

店頭ですぐに手に入る最新モデルをピックアップ！

＜ドコモ＞
LTEで思う存分楽しめるサービスが充実するドコモ

　大人気コミック『ワンピース』のオリジナルアニメなど、独自のコンテンツを含む高画質で高音質な番組が楽しめるスマートフォン向け放送局「NOTTV」、スマートフォンに向かって話しかけるだけで適切な機能やサービスが利用できる「しゃべってコンシェル」、本・音楽・映画・アニメなど、幅広いコンテンツが揃う「d マーケット」など、LTE ならより快適に利用できるサービスが充実している。

Ascend HW-01E（Huawei）


＜au＞
人気アプリや便利機能が使い放題のauスマートパスが魅力

　人気アプリが使い放題で、お得なクーポンやプレゼントももらえる「auスマートパス」。大切なデータの保存や、スマートフォン向けのセキュリティ対策まで利用できて月額390円というリーズナブルな利用料金も魅力だ。映画やドラマが見放題の「ビデオパス」（月額590円）や音楽聴き放題の「うたパス」（月額315円）のほか、12月からさまざまなジャンルの本が読み放題の「ブックパス」（月額590円）がスタートする。

Xperia VL SOL21（ソニーモバイル）



＜ソフトバンクモバイル＞
まもなくスタートの「UULA」に期待が高まるソフトバンク

　ソフトバンクとエイベックスが提携して12月にスタートする「UULA（ウーラ）」は、定額制の総合エンタテインメント配信サービスだ。映画・ドラマ・アニメ番組に加えて、ミュージックビデオやライブ、カラオケなど、約5 万点のコンテンツが月額490円で見放題。そのほか、クーポンや割引、無料サービスなどでYahoo! のサービスがお得に利用できる「Yahoo! プレミアム for SoftBank」が、いまなら2か月間無料で利用できる。

STREAM 201HW（Huawei）