「Windows 8」発売直前のいまが買いどき! 高性能PCを底値で手に入れよう
最新OS「Windows 8」が10月26日に発売になる。直前の時期は現行OS「Windows 7」搭載PCの価格が大幅に下がる。ハイスペックなPCを底値で手に入れる絶好の機会だ。いましかない“買い”のポイントを紹介しよう。
10月26日以降、最新OS「Windows 8」を搭載したPCが新モデルとして、各社から続々と登場する。新OSの機能をすぐに使えるこれらのモデルは、最新の製品として価格が少し上昇するのが一般的だ。
しかし、発売の直前、旧OSを搭載したPCは、買い控えもあって価格が落ちる。過去にWindows VistaやWindows 7が発売されたときも同じだった。つまり、今回Windows 8が登場することで、Windows 7搭載のハイスペックの夏モデルを底値で購入できる絶好のチャンスが巡ってくるのだ。
Windows 7を搭載した今年の夏モデルは、CPUがちょうど第2世代から第3世代へと移行する時期に発売された。最新の第3世代Core iシリーズは、ハイスペックモデルに多く採用されているので、まずはこれを目安に購入候補を絞り込みたい。通常は値が張るモデルでも、いまのこの時期なら、かなりお買い得な価格で手に入れられるはずだ。
また、メモリの容量もしっかりチェックしたい。せっかく購入したマシンを長く使うためにも、大容量の8GB搭載モデルが狙い目だ。このほか、地デジチューナーやスマートフォンとの連動など、上位機ならではの便利な機能にも注目したい。
「BCNランキング」で2009年10月のWindows 7搭載PCの発売当初の税別平均単価をみると、12万4398円。現在の平均単価は7万396円で、5万4000円も値下がりしている。価格はここまで下がっても、CPUはCore iシリーズの第3世代へと進化し、メモリ容量も4GBから8GBになり、基本スペックはかなり向上している。このマシンが、底値で買えるのだ。
最新のWindows 8は、タッチ操作を本格的に取り入れた操作画面がウリ。その反面、従来のPC操作とは勝手が異なる部分がある。大きな違いは「スタートメニュー」がなくなったことだ。だが、Windows XPからの流れを汲むWindows 7の操作画面なら、XPユーザーでもそれほどとまどうことなく、使い慣れた操作方法で十分使いこなすことができる。また、プリンタなどの周辺機器も、Windows 7までなら大きなトラブルもなく、スムーズに移行できる。
もちろん、Windows 8ならではの新機能――モダンUI(ユーザーインターフェース)画面(タイル状のメニュー画面)によるタッチ操作を使いたいというのなら、話は別だ。タッチパネルを備えたWindows 7搭載PCでも、モダンUI画面に対応していないモデルがある。でも、いまのPCの活用法の延長線上でマシンの買替えを考えている人は、Windows 7搭載モデルの購入を検討する価値は十分にある。
しかも、このタイミングでWindows 7搭載モデルを購入すると、Windows 8にアップグレードできる優待購入プログラムがついてくる。これを利用すれば、たった1200円でWindows 8マシンにアップグレードすることもできる。Windows 7搭載モデルであれば、Windows 8に必要な動作性能もほぼ問題なくクリアしているので、快適に利用することができる。
マイクロソフトは、6月2日から2013年1月31日の間に、Windows 7搭載PCや、PCパーツとあわせて購入するDSP版を新たに購入した人を対象に、「Windows 8 優待購入プログラム」を提供している。ウェブで登録すると、Windows 8へのアップグレードが1200円でできるのだ。いまの時期にWindows 7搭載PCを買ったら、このプログラムを活用して、ダウンロード版のWindows 8のハイグレードバージョン「Windows 8 Pro」を格安で購入しておきたい。登録と購入手続きは2013年2月28日までだ。
新OS発売直前のいまこそ、OSアップグレードを上手に使い、ハイスペックPCをお手頃価格で手に入れよう。(フリーライター・石川貢士)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。
「Windows 8」の画面
高性能の夏モデルが底値で手に入る!
10月26日以降、最新OS「Windows 8」を搭載したPCが新モデルとして、各社から続々と登場する。新OSの機能をすぐに使えるこれらのモデルは、最新の製品として価格が少し上昇するのが一般的だ。
しかし、発売の直前、旧OSを搭載したPCは、買い控えもあって価格が落ちる。過去にWindows VistaやWindows 7が発売されたときも同じだった。つまり、今回Windows 8が登場することで、Windows 7搭載のハイスペックの夏モデルを底値で購入できる絶好のチャンスが巡ってくるのだ。
Windows 7を搭載した今年の夏モデルは、CPUがちょうど第2世代から第3世代へと移行する時期に発売された。最新の第3世代Core iシリーズは、ハイスペックモデルに多く採用されているので、まずはこれを目安に購入候補を絞り込みたい。通常は値が張るモデルでも、いまのこの時期なら、かなりお買い得な価格で手に入れられるはずだ。
また、メモリの容量もしっかりチェックしたい。せっかく購入したマシンを長く使うためにも、大容量の8GB搭載モデルが狙い目だ。このほか、地デジチューナーやスマートフォンとの連動など、上位機ならではの便利な機能にも注目したい。
「BCNランキング」で2009年10月のWindows 7搭載PCの発売当初の税別平均単価をみると、12万4398円。現在の平均単価は7万396円で、5万4000円も値下がりしている。価格はここまで下がっても、CPUはCore iシリーズの第3世代へと進化し、メモリ容量も4GBから8GBになり、基本スペックはかなり向上している。このマシンが、底値で買えるのだ。
使い慣れた環境や操作で使える
最新のWindows 8は、タッチ操作を本格的に取り入れた操作画面がウリ。その反面、従来のPC操作とは勝手が異なる部分がある。大きな違いは「スタートメニュー」がなくなったことだ。だが、Windows XPからの流れを汲むWindows 7の操作画面なら、XPユーザーでもそれほどとまどうことなく、使い慣れた操作方法で十分使いこなすことができる。また、プリンタなどの周辺機器も、Windows 7までなら大きなトラブルもなく、スムーズに移行できる。
もちろん、Windows 8ならではの新機能――モダンUI(ユーザーインターフェース)画面(タイル状のメニュー画面)によるタッチ操作を使いたいというのなら、話は別だ。タッチパネルを備えたWindows 7搭載PCでも、モダンUI画面に対応していないモデルがある。でも、いまのPCの活用法の延長線上でマシンの買替えを考えている人は、Windows 7搭載モデルの購入を検討する価値は十分にある。
Windows 8へのアップグレードが格安
しかも、このタイミングでWindows 7搭載モデルを購入すると、Windows 8にアップグレードできる優待購入プログラムがついてくる。これを利用すれば、たった1200円でWindows 8マシンにアップグレードすることもできる。Windows 7搭載モデルであれば、Windows 8に必要な動作性能もほぼ問題なくクリアしているので、快適に利用することができる。
「Windows 8 優待購入プログラム」のサイト
マイクロソフトは、6月2日から2013年1月31日の間に、Windows 7搭載PCや、PCパーツとあわせて購入するDSP版を新たに購入した人を対象に、「Windows 8 優待購入プログラム」を提供している。ウェブで登録すると、Windows 8へのアップグレードが1200円でできるのだ。いまの時期にWindows 7搭載PCを買ったら、このプログラムを活用して、ダウンロード版のWindows 8のハイグレードバージョン「Windows 8 Pro」を格安で購入しておきたい。登録と購入手続きは2013年2月28日までだ。
新OS発売直前のいまこそ、OSアップグレードを上手に使い、ハイスペックPCをお手頃価格で手に入れよう。(フリーライター・石川貢士)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。