<特集>「BCN AWARD 2012」 編集部の注目部門 & No.1の理由
BCNは、2012年1月13日、全国の家電量販店、パソコン専門店、ネットショップから収集した実売データ「BCNランキング」にもとづき、1年間の販売数量が最も多かった企業を部門ごとに表彰する「BCN AWARD 2012」の受賞メーカーを発表した。今年は4部門を新設し、全107ジャンルに。そのなかから、『BCNランキング』マガジン編集部が注目する部門と、No.1メーカーの受賞の背景を紹介しよう。
<UPS部門>シュナイダーエレクトリック
<スキャナ部門>PFU
<携帯電話ソフト部門>ジャングル
<メモリカード部門>KINGMAX/磁気研究所
<マウス部門>エレコム
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BCN AWARDとは
「BCN AWARD」は、全国の主要な家電量販店、パソコン専門店、ネットショップの実売データ(POSデータ)を集計した「BCNランキング」にもとづいて、パソコン関連・デジタル家電関連製品の年間(1月~12月)の累計販売台数第1位のメーカーを表彰する制度。受賞メーカーには、最優秀賞のトロフィーとロゴが贈られる。
「BCN AWARD 2012」からみえてくるデジタル家電市場の動向
今年で13回目を迎えた「BCN AWARD」。各部門のNo.1メーカーを一挙に紹介するとともに、「BCNランキング」データからみえてくる2011年のデジタル家電市場の動向を振り返ろう。
受賞メーカーのこの製品に注目!
「BCN AWARD」のセキュリティソフト部門を4年連続で制したトレンドマイクロ。トレンドマイクロが展開する「ウイルスバスター」シリーズは、PCやスマートフォンをしっかり守りながら、動作を邪魔しない軽快さが魅力だ。「ウイルスバスター」の強みを紹介する。
「BCN AWARD」のスキャナ部門を2年連続で制したのは全機種がシートフィード型の「ScanSnap」を展開するPFUだ。この春、新社会人となるユーザに向けて主力製品「ScanSnap S1500」とクラウドサービス「Evernote」との連携術を紹介する。
編集部の注目部門 ここが受賞の決め手!
<UPS部門>シュナイダーエレクトリック
東日本大震災の影響で注目を集めたデジタル機器の一つが、UPS(無停電電源装置)だ。「BCN AWARD 2012」UPS部門の最優秀賞を獲得したのは、APCブランドでUPS製品を展開するシュナイダーエレクトリック。54.5%という圧倒的なシェアで市場を制した。APCブランドとしては、UPS部門で4年連続受賞を果たした。
クラウドサービスの進展に伴って、紙データとデジタルデータをつなぐ機器として再び注目を集めているスキャナ。2年連続で制したのは、全機種がシートフィード型の「ScanSnap」を展開するPFUだ。iPad/iPhone、クラウドサービスとの連携を強化した新製品「S1500」では、さらに操作が簡単になった。
LTEやWiMAXなどの高速通信に対応した最新機種やiPhone 4Sの発売など、スマートフォンはいまや従来の携帯電話に代わる端末として拡大の一途をたどり、昨年の販売台数は一昨年比で255%となった。ジャングルは最新機種にいち早く対応し、保存・管理がしやすい「携帯マスターNX6」で携帯電話ソフト部門を制した。
データの記録、記憶領域の拡張、データの受け渡しなど、メモリカードの活躍の場は大きく広がっている。市場の拡大とともに、コストパフォーマンスで優位に立つKINGMAXが「BCN AWARD」を獲得した。4年前に日本へ進出したKINGMAXは、磁気研究所と共同で製品を開発し、事業を展開している。
「BCN AWARD」のマウス部門を12年連続で受賞し続けているエレコム。透明なガラスや布でもOK 素材を選ばすどこでも操作できる新製品「M-TG01DL シリーズ」は、「ULTIMATE」の名にふさわしい究極の一台だ。