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ソニー「ブラビア」のネットコンテンツ拡充、テレビでFacebookやTwitterも

特集

2011/04/11 19:28

 ソニーは、液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」に対応するインターネットコンテンツを拡充し、新しいテレビの楽しみ方として「インターネットテレビ」を強化する。4月下旬に発売する「HX920」「HX820」「NX720」「HX720」などで、Facebook、Twitter、skypeなどに対応。さらに今夏には、「ニコニコ実況」の投稿コメントの閲覧にも対応する予定だ。

ニュース番組を見ながらFacebookで友人の近況をチェック

 「ブラビア」は、インターネットに接続して利用するサービスとして、アクトビラやYouTube、Qriocity(キュリオシティ)など、映画や動画コンテンツが楽しめる「〈ブラビア〉ネットチャンネル」と、天気予報や料理レシピ、Yahoo!トピックスなどのアプリコンテンツが利用できる「アプリキャスト」を提供している。4月下旬には、Twitter、Facebookの投稿・閲覧、情報サイト「POCKETNHANNEL(ポケットチャンネル)」の閲覧、今夏には「ニコニコ実況」の投稿コメントの閲覧に対応する予定。

スポーツ中継番組を見ながらTwitterを見たり書いたりできる

 「アプリキャスト」は画面の右カラムに表示し、ニュース番組を見ながらFacebookで友人の近況をチェックしたり、スポーツ中継を見ながらTwitterでつぶやいたり、ニコニコ実況に投稿されているコメントを閲覧して楽しんだりできる。Twitterは2010年以降発売の機種、FacebookとPOCKETNHANNELは11年以降発売の機種、ニコニコ実況の投稿の閲覧は08年以降発売の機種で、それぞれ「アプリキャスト」のアップデートで対応する。

 別売のマイク内蔵コミュニケーションカメラ「CMU-BR100」を接続すれば、skype経由で対応するスマートフォンやPCとの通話ができる。

別売のマイク内蔵カメラを接続すればskypeが利用できる

 こうしたテレビでのインターネットコンテンツの楽しみ方を普及させるため、4月下旬に発売する新製品は「HX920」「HX820」「NX720」が内蔵で、「HX720」が別売のアダプタを接続することでWi-Fiに対応。このほか、全機種が3Dに対応し、「Qriocity」で4月下旬から配信する『モンスター・ハウス IN 3D』『オープン・シーズン IN 3D』などが3Dで楽しめる。

「HX920」「HX820」「HX720」は画質エンジン「X-Reality PRO」で高画質化

 ハイエンドモデルとして、画質を強化。「HX920」「HX820」「HX720」には、ソニー史上最高の画質エンジンという「X-Reality PRO」を採用。次世代超解像技術「データベース型複数枚超解像技術」によって高画質化を図った。

従来と同じ画面サイズでも省スペース

 「究極に研ぎ澄まされた1枚の板」をイメージしたインテリアに溶け込むモノリシックデザインの「HX920」「HX820」「NX720」は、ベゼル部分の幅を従来の5.3mmから3.6mmにしたほか、別売のスタンドもスリム化。従来と同サイズでも、省スペースで設置できる。さらに別売のスタンドは、新たに2.1chスピーカーや3Dパススルー対応機能などを搭載し、高音質でコンテンツが楽しめる。