コストパフォーマンスとラインアップでエーピーシー・ジャパンがUPS市場を制覇
電力の使い過ぎによるブレーカー落ちや落雷、豪雪、突発的な事故など、停電の原因はさまざまだ。デジタル家電やPCの使用中に電力の供給が止まると、作業もストップしてしまう。さらに、メールの送受信中や、データのダウンロード中であれば、データが消えてしまうなどのトラブルが起こり、そのダメージは深刻だ。
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例えばPCでの作業中。突然電源が落ちると、作業中のデータが消えてしまう。それだけでなく、HDDにデータを書き込んでいるときの停電なら、HDD自体が故障する可能性がある。HDDに保存した写真や動画、音楽、書類などの大切なファイルが消失してしまう恐れがあるのだ。HDDを内蔵したレコーダーや録画テレビも、録画中や再生中に停電すると故障の可能性がある。また、落雷による停電の場合は、家庭内の電源線を通じて流れる高電圧の電流「雷サージ」によって、電子機器が壊れてしまうことがある。
こうした電源トラブルから大切なデジタル家電を守ってくれるのが、UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)だ。本体にバッテリーを内蔵し、コンセントからの給電が途絶えた場合でも、接続した電子機器に電力を供給する製品だ。ブレーカー落ちの場合は、ブレーカーを戻す間のつなぎの電源として利用できる。また、災害などによって長時間の停電が予想されるときには、UPSのバックアップ電源が稼働している間に、デジタル家電を正常終了できるので、トラブルを未然に防ぐことができる。
家庭向けの一般的なUPSは、電力の遮断後からおよそ2-10分程度※の電力供給ができる。電源の最大容量は185-700W程度が標準的だ。電源タップにコンセントを内蔵するタップ型と、独立したユニットとして動作するユニット型の2タイプがある。一般的にはタップ型は小型で省スペース、ユニット型はバックアップ時間が長いというメリットがある。また、ほぼすべてのUPSで雷サージ保護機能を備え、落雷から接続機器を守ることができる。
全国の家電量販店、PC専門店の実売データを集計し、製品ジャンル(部門)ごとに年間で最も販売台数が多かったメーカーを表彰する「BCN AWARD」。2010年1月~12月のデータを集計した「BCN AWARD 2011」のUPS部門でNo.1を獲得したのがエーピーシー・ジャパンだ。
エーピーシー・ジャパンは、大企業やデータセンターなど、高い継続性が求められる分野で採用実績を持つメーカーだ。製品の確かな品質に加え、実勢価格5000円前後から購入できるコストパフォーマンスの高さ、狭い場所でも設置できる小型のラインアップなどで支持を集め、3年連続3回目の栄冠に輝いた。
年間の製品別ランキングでも、トップ3にエーピーシー・ジャパンの製品が入っている。20.2%のシェアを取り、1位にランクインしたのはタップ型の「SurgeArrest 雷ガードタップ+電源バックアップ」だ。
実勢価格で5000円前後と低価格なのが特徴で、「UPSがどんなものか、試してみたい」という人も気軽に購入することができる。4つのコンセントを搭載し、そのうち2つが電源バックアップ機能を搭載。すべてのコンセントに雷ガード機能を備え、落雷サージによる接続機器の故障を未然に防いでくれる。
一方、本格派UPSを求める人に人気が高かったのは「APC RS 550」で、2位にランクインしている。3つの電源バックアップコンセントを含む計6つの雷ガードコンセントを搭載。付属ソフトの「PowerChute Personal Edition」で、停電時にPCを自動で休止状態にすることで、不意の電源トラブルによるデータの破損を防ぐ。
「APC RS 550」の下位モデルとなる「APC ES 550」は、タップ型で4つの電源バックアップコンセントを含む8つの雷サージコンセントを備える。「SurgeArrest 雷ガードタップ+電源バックアップ」と「APC RS 550」、「APC ES 550」の3モデルで、37.3%のシェアを占めている。
エーピーシー・ジャパンは、2010年末、本格小型UPS「APC RS 1000」を発売した。合計8個の雷サージ対策コンセントを搭載し、うち4個に電源バックアップ機能を備える。バックアップ可能な電力は1000VA/600Wで、PCだけではなく、録画テレビやレコーダーなど、複数の機器を同時に接続できるのが特徴だ。
もちろん、雷サージ対策も万全。コンセントだけでなく、電話/ネットワーク回線、USB、同軸ケーブルにも対応する雷ガード端子を備え、落雷の多い夏でも安心してデジタル家電を利用できる。さらに、本体にはLCD液晶画面を搭載。バックアップ電源の残量や接続している機器の合計電力などを表示し、視覚的に稼働状況をチェックできるから、安心して停電対策をまかせることができるのもうれしい。
気軽に導入できる低価格のモデルから、ビジネスユースにも利用できる本格派まで幅広い小型UPSをラインアップするエーピーシー・ジャパン。ユーザーのニーズを把握した商品展開で、2011年の市場も同社がけん引していくことだろう。(フリーライター・星政明)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。
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例えばPCでの作業中。突然電源が落ちると、作業中のデータが消えてしまう。それだけでなく、HDDにデータを書き込んでいるときの停電なら、HDD自体が故障する可能性がある。HDDに保存した写真や動画、音楽、書類などの大切なファイルが消失してしまう恐れがあるのだ。HDDを内蔵したレコーダーや録画テレビも、録画中や再生中に停電すると故障の可能性がある。また、落雷による停電の場合は、家庭内の電源線を通じて流れる高電圧の電流「雷サージ」によって、電子機器が壊れてしまうことがある。
3年連続で「BCN AWARD」のUPS部門を制したエーピーシー・ジャパンの製品
UPS(無停電電源装置)でトラブルから電子機器を守る
こうした電源トラブルから大切なデジタル家電を守ってくれるのが、UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)だ。本体にバッテリーを内蔵し、コンセントからの給電が途絶えた場合でも、接続した電子機器に電力を供給する製品だ。ブレーカー落ちの場合は、ブレーカーを戻す間のつなぎの電源として利用できる。また、災害などによって長時間の停電が予想されるときには、UPSのバックアップ電源が稼働している間に、デジタル家電を正常終了できるので、トラブルを未然に防ぐことができる。
家庭向けの一般的なUPSは、電力の遮断後からおよそ2-10分程度※の電力供給ができる。電源の最大容量は185-700W程度が標準的だ。電源タップにコンセントを内蔵するタップ型と、独立したユニットとして動作するユニット型の2タイプがある。一般的にはタップ型は小型で省スペース、ユニット型はバックアップ時間が長いというメリットがある。また、ほぼすべてのUPSで雷サージ保護機能を備え、落雷から接続機器を守ることができる。
※使用条件により、ランタイムは異なります。
UPS市場を制したのは世界的メーカーのエーピーシー・ジャパン
全国の家電量販店、PC専門店の実売データを集計し、製品ジャンル(部門)ごとに年間で最も販売台数が多かったメーカーを表彰する「BCN AWARD」。2010年1月~12月のデータを集計した「BCN AWARD 2011」のUPS部門でNo.1を獲得したのがエーピーシー・ジャパンだ。
2010年 UPS メーカー別販売台数シェア
「BCNランキング」2010年1-12月 月次合算<最大パネル>
エーピーシー・ジャパンは、大企業やデータセンターなど、高い継続性が求められる分野で採用実績を持つメーカーだ。製品の確かな品質に加え、実勢価格5000円前後から購入できるコストパフォーマンスの高さ、狭い場所でも設置できる小型のラインアップなどで支持を集め、3年連続3回目の栄冠に輝いた。
コンパクト、低価格モデルで新規ユーザーを獲得
年間の製品別ランキングでも、トップ3にエーピーシー・ジャパンの製品が入っている。20.2%のシェアを取り、1位にランクインしたのはタップ型の「SurgeArrest 雷ガードタップ+電源バックアップ」だ。
順位 | メーカー | 品名 | 型番 | 販売台数シェア(%) |
1 | エーピーシー・ジャパン | SurgeArrest 雷ガードタップ+電源バックアップ | BE325-JP | 20.2 |
2 | エーピーシー・ジャパン | APC RS 550 | BR550G-JP | 9.3 |
3 | エーピーシー・ジャパン | APC ES 550 | BE550G-JP | 7.8 |
4 | オムロン | POWLI | BY50S | 6.6 |
5 | エーピーシー・ジャパン | APC ES 500 | BE500JP | 5.6 |
「BCNランキング」2010年1-12月 月次合算<最大パネル>
実勢価格で5000円前後と低価格なのが特徴で、「UPSがどんなものか、試してみたい」という人も気軽に購入することができる。4つのコンセントを搭載し、そのうち2つが電源バックアップ機能を搭載。すべてのコンセントに雷ガード機能を備え、落雷サージによる接続機器の故障を未然に防いでくれる。
SurgeArrest 雷ガードタップ+電源バックアップ
一方、本格派UPSを求める人に人気が高かったのは「APC RS 550」で、2位にランクインしている。3つの電源バックアップコンセントを含む計6つの雷ガードコンセントを搭載。付属ソフトの「PowerChute Personal Edition」で、停電時にPCを自動で休止状態にすることで、不意の電源トラブルによるデータの破損を防ぐ。
「APC RS 550」の下位モデルとなる「APC ES 550」は、タップ型で4つの電源バックアップコンセントを含む8つの雷サージコンセントを備える。「SurgeArrest 雷ガードタップ+電源バックアップ」と「APC RS 550」、「APC ES 550」の3モデルで、37.3%のシェアを占めている。
APC RS 550(左)とAPC ES 550(右)
エーピーシー・ジャパンは、2010年末、本格小型UPS「APC RS 1000」を発売した。合計8個の雷サージ対策コンセントを搭載し、うち4個に電源バックアップ機能を備える。バックアップ可能な電力は1000VA/600Wで、PCだけではなく、録画テレビやレコーダーなど、複数の機器を同時に接続できるのが特徴だ。
もちろん、雷サージ対策も万全。コンセントだけでなく、電話/ネットワーク回線、USB、同軸ケーブルにも対応する雷ガード端子を備え、落雷の多い夏でも安心してデジタル家電を利用できる。さらに、本体にはLCD液晶画面を搭載。バックアップ電源の残量や接続している機器の合計電力などを表示し、視覚的に稼働状況をチェックできるから、安心して停電対策をまかせることができるのもうれしい。
1000VA/600Wと大容量の「APC RS 1000」
気軽に導入できる低価格のモデルから、ビジネスユースにも利用できる本格派まで幅広い小型UPSをラインアップするエーピーシー・ジャパン。ユーザーのニーズを把握した商品展開で、2011年の市場も同社がけん引していくことだろう。(フリーライター・星政明)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。