【ラスベガス発】「CES 2011」で、米Westoneはブースで音楽を披露、来場者がイヤホンでの音を体験できるようにしている。


　Westoneのイヤホンは、アーティストや軍事・医療など、高度なスペックと信頼性が要求されるプロフェッショナル向け製品として知る人ぞ知る存在。人間工学に基づく設計で、「耳にやさしいイヤホン」を追求している。日本では、シネックスが総代理店として販売を担当している。

　同社がブースを構えている会場は「North Hall」。このホールでは、音楽関連のデジタル機器やアクセサリ、ソフト・サービスを提供するメーカーブースを構えている。


　Westoneが新製品として披露したのが「Westone 4」。3ウェイ化と四つのドライバの採用で、高音から低音まで繊細に表現する。米国では今年2月中旬、日本では3月中旬から下旬の発売を予定している。


　この音のよさを来場者に伝えるため、ブース内でミニバンドのライブを実施。実際に音を出すのではなく、電子楽器で音楽を奏でてイヤホンで聴く仕組みだ。体験してみると、音質は実にクリア。しかも、装着しているのが分からないほどのフィット感だった。