<Product History>ポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」
生活空間のなかで新たな体験を生み出す「Life Space UX」のコンセプトに基づいてソニーが開発したポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」は、資料の投映や映画鑑賞といった今までのプロジェクターの使い方を覆す、「ポスター機能」を搭載する。
取材・文/南雲 亮平
ソニー
TS 事業準備室 村澤佑介 コンスーマーエクスペリエンス プロデューサー
2014年1月に発表した「Life Space UX」のコンセプトは、生活空間そのものを生かした体験の創出。主張しすぎないデザインやシンプルなインターフェース
で“ 存在を意識させない”がテーマだ。本体やLEDのカラーは、200 以上ある類似色から最も目立たない白を厳選した。中央のコーポレートロゴもさりげない。
(2)緻密に計算された設計
本体幅は約8cm。技術的にはさらに薄くできたが、片手で持ちやすい最適サイズを試行錯誤し、この幅に辿りついた。ファンとスピーカーは、上部のパンチングメタルの下に搭載。冷却効率やサウンドを左右する空気の対流をベストな状態にするため、穴の形状・大きさ・数を幾パターンも検討した。
(3)自由自在の設置場所
超短焦点なので、壁にぴったりと近づけて使用可能。本体同様に空間に溶け込む別売のフロアスタンドがあれば、設置の自由度はさらに高まる。
<詳細記事>
・365日24時間活用できる? ソニーの超短焦点プロジェクターの新提案
取材・文/南雲 亮平
◇想いを語る人
ソニー
TS 事業準備室 村澤佑介 コンスーマーエクスペリエンス プロデューサー
見た目も機能も洗練された存在を意識させない設計思想
(1)空間の中にさりげなく2014年1月に発表した「Life Space UX」のコンセプトは、生活空間そのものを生かした体験の創出。主張しすぎないデザインやシンプルなインターフェース
で“ 存在を意識させない”がテーマだ。本体やLEDのカラーは、200 以上ある類似色から最も目立たない白を厳選した。中央のコーポレートロゴもさりげない。
(2)緻密に計算された設計
本体幅は約8cm。技術的にはさらに薄くできたが、片手で持ちやすい最適サイズを試行錯誤し、この幅に辿りついた。ファンとスピーカーは、上部のパンチングメタルの下に搭載。冷却効率やサウンドを左右する空気の対流をベストな状態にするため、穴の形状・大きさ・数を幾パターンも検討した。
(3)自由自在の設置場所
超短焦点なので、壁にぴったりと近づけて使用可能。本体同様に空間に溶け込む別売のフロアスタンドがあれば、設置の自由度はさらに高まる。
<詳細記事>
・365日24時間活用できる? ソニーの超短焦点プロジェクターの新提案
※『BCN RETAIL REVIEW』2016年11月号から転載