水に沈めちゃっても大丈夫な防水デジタル大集合、外でも家でも大活躍!
夏に向けて、防水グッズが注目を集めている。アウトドアで活躍する防水コンパクトデジタルカメラに、バスルームやキッチンなど、毎日の水周りで使える防水ケータイ、昨年から人気のお風呂テレビなど、夏を彩る防水製品を一挙に紹介しよう。
海水浴にプール、川辺でのバーベキューなど、夏は水に親しむ機会が増える。そこで活躍するのが防水デジカメ。今年はオリンパスイメージング、HOYA(ペンタックス)、キヤノン、パナソニック、富士フイルムと、主要メーカー各社が発売して、賑やかになってきている。
これらの防水デジカメは、水中で写真を撮ることが可能だ。最も深い水深10mまでに対応するのは、オリンパスイメージングの「μTOUGH」シリーズの上位モデル「μTOUGH-8000」と、キヤノンの「PowerShot D10」。この2機種はバッテリーが駆動している間、継続して水中で使用できる。
HOYAの「Optio W80」は水深5mまで対応し、水中での連続撮影時間は2時間だ。続いて水深3mまで対応するのは、オリンパスイメージングの「μTOUGH-6000」と富士フイルムの世界最小・最軽量の防水コンパクト「FinePix Z33WP」、パナソニックの「LUMIX DMC-FT1」の3機種。「μTOUGH-6000」はバッテリー駆動時間内、「FinePix Z33WP」は2時間、「LUMIX DMC-FT1」は60分間水中で連続して撮影できる。
これらの製品は防塵性能も備え、砂やホコリにも強い。また、耐衝撃性能や、マイナス10度の極寒の環境に耐えるタフなモデルが多く、ゲレンデなど冬場にも活躍しそうだ。
そのほか水中でムービーを撮りたいなら、三洋電機のデジタルムービーカメラ「Xacti」の新製品「DMX-WH1E」はいかがだろう。「Xacti」の5周年記念モデルで、本体カラーは水をイメージするブルー。最大1280×720ピクセルのハイビジョン画質の動画を、3mまでの水深で60分間撮影できる。また、35mmフィルムカメラ換算で43-1290mmの光学30倍ズームレンズも備えているので、浜辺から海で泳いでいる子どもの顔をアップで撮れるだろう。
★続いて、各キャリアとも力を入れる防水ケータイをピックアップ!
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★最初から読む
続いて、最近身近になってきた防水対応のデジタル製品といえば携帯電話だろう。お風呂でメールをしたりワンセグを見たりしたい、キッチンでも使いたいという女性のために、スリムでデザインにこだわった製品が増えてきている。
09年の夏モデルとしては、NTTドコモがイルミネーションとフォルムの美しさにこだわった「F-08A」など3機種、ソフトバンクモバイルがサブディスプレイに常に点灯している新開発の「メモリ液晶」を採用する「mirumo SoftBank 934SH」など2機種、auがソーラーパネルケータイの「SOLAR PHONE SH002」など4機種を発表した。
防水ケータイは、雨など多少の水しぶきがかかったり、水中に落としてしまったりしても問題ない。キッチンでの作業中、濡れた手での通話やメールの操作、お風呂でのワンセグ視聴などが楽しめる。さらにNTTドコモの「F-08A」なら、水中でカメラを使用することが可能だ。これらの製品は、湿気の多いバスルームでも使用できるように設計されているが、高温のお湯、シャンプーや海水など水道水以外のものがかかると中に入り込んで壊れてしまう恐れがあるので注意しよう。とはいえ日常の水周りのシーンでは問題ない防水性能といえる。
携帯電話と同様、女性のバスタイムに注目して昨年ヒットしたデジタル製品がある。コンパクトなポータブルタイプの防水ワンセグテレビ「お風呂テレビ」だ。08年の夏本番前に、パナソニックが製品を発売。続いて秋にはソニーが参入した。パナソニックは女優の綾瀬はるかさんを広告に起用、ソニーはタレントの辺見えみりさんを招いたイベント「ハッピー バスルーム計画」を開催するなど、女性に向けて「お風呂でワンセグテレビを見る」というスタイルを提案していった。
お風呂テレビというからには、お湯のシャワーが当たってしまったり、うっかり湯船に落としてしまったりしても問題ない。とはいえ、お湯に浸けて使うようにはできていない。また、湯船の中に落としたまま放置してしまうのは避けよう。
480×272ドットの5V型ワイド液晶を搭載するパナソニックの「SV-ME750」は、シーンに合わせてバックライトを自動で制御し、メリハリのある映像を再現する。また、SD/SDHCカードに最大8時間分の番組を録画することが可能。予約録画にも対応するので、たっぷり録画しておいた番組をお風呂タイムに楽しむことができる。そのほか、ワンセグ視聴専用の「SV-ME700」や、FM/AMラジオチューナー搭載の「SV-ME850V」をラインアップする。
ソニーのお風呂テレビはせっけんのような丸みを帯びたデザインを採用。「XDV-W600」は、約1670万色を表示できる272×480ドットの4V型ワイド液晶パネルを採用。ワンセグ放送に適した色彩設定や、コントラストの向上、輪郭強調技術を組み合わせて、明るく見やすい映像を表示する。こちらも録画予約に対応し、2GBの内蔵メモリに最大10時間の番組を録画可能だ。
★最後はキーボードなど、パソコン周りの防水グッズをご紹介!
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そのほか普段の生活で水の影響が気になるのは、意外とパソコン周りだったりする。仕事でもプライベートでも、パソコンを操作しながら飲み物を飲んでいて、こぼしてしまうことはよくある。そんな時、「洗えるキーボード」なら安心だ。3Rシステムの「3R-KPW6000BK」なら、内部に液体が入り込むことがない完全密閉デザインなので、まるごと水で洗うことができる。また、銀ベースの物質を使用した抗菌剤を施し、抗菌作用も高い。キーボードはホコリなどが溜まりやすいので、キレイ好きな人にとっては丸洗いできることは大きなメリットだ。
防水のキーボードがあれば、防水マウスも存在する。3Rシステムも防水マウスを発売しているが、アテインの光学式マウス「Mighty Mouse(マイティマウス) 5」も丸洗い対応だ。表面素材に採用するシリコンが、内部へのほこりや水分の浸入を防ぐので、こちらもコネクタ部分を保護すれば水洗いできる。
キーボードやマウスだけでなく、防水パソコンも存在する。昨年NECが法人向けに発売した12.1型液晶のノートPC「ShieldPRO FC-N22A」は、非動作状態で各方向から噴流水を浴びても大丈夫だ。また、90cmの高さからコンクリート上へ落下した場合にも耐える堅牢性を備えている。そのほか、パナソニックの法人向けノートPC「タフブック」シリーズも、水滴や衝撃に強く、工事現場など過酷な環境で使用できる。
防水といってもこれらは精密機器。水周りで使用する際は、外部接続端子カバーがちゃんと閉まっているかの確認、湿気の多い場所に置きっ放しにしない、水に濡れたら使用後はしっかり拭くなど、注意事項を守って楽しもう。(BCN・武井美野里)
夏の思い出をしっかり残す、海にプールに大活躍な防水コンパクト
海水浴にプール、川辺でのバーベキューなど、夏は水に親しむ機会が増える。そこで活躍するのが防水デジカメ。今年はオリンパスイメージング、HOYA(ペンタックス)、キヤノン、パナソニック、富士フイルムと、主要メーカー各社が発売して、賑やかになってきている。
これらの防水デジカメは、水中で写真を撮ることが可能だ。最も深い水深10mまでに対応するのは、オリンパスイメージングの「μTOUGH」シリーズの上位モデル「μTOUGH-8000」と、キヤノンの「PowerShot D10」。この2機種はバッテリーが駆動している間、継続して水中で使用できる。
「μTOUGH-8000」と「PowerShot D10」
HOYAの「Optio W80」は水深5mまで対応し、水中での連続撮影時間は2時間だ。続いて水深3mまで対応するのは、オリンパスイメージングの「μTOUGH-6000」と富士フイルムの世界最小・最軽量の防水コンパクト「FinePix Z33WP」、パナソニックの「LUMIX DMC-FT1」の3機種。「μTOUGH-6000」はバッテリー駆動時間内、「FinePix Z33WP」は2時間、「LUMIX DMC-FT1」は60分間水中で連続して撮影できる。
Optio W80
これらの製品は防塵性能も備え、砂やホコリにも強い。また、耐衝撃性能や、マイナス10度の極寒の環境に耐えるタフなモデルが多く、ゲレンデなど冬場にも活躍しそうだ。
左から、μTOUGH-6000、FinePix Z33WP、LUMIX DMC-FT1
そのほか水中でムービーを撮りたいなら、三洋電機のデジタルムービーカメラ「Xacti」の新製品「DMX-WH1E」はいかがだろう。「Xacti」の5周年記念モデルで、本体カラーは水をイメージするブルー。最大1280×720ピクセルのハイビジョン画質の動画を、3mまでの水深で60分間撮影できる。また、35mmフィルムカメラ換算で43-1290mmの光学30倍ズームレンズも備えているので、浜辺から海で泳いでいる子どもの顔をアップで撮れるだろう。
DMX-WH1E
★続いて、各キャリアとも力を入れる防水ケータイをピックアップ!
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キッチンやお風呂でメールもワンセグも、ラインアップ充実の防水ケータイ
続いて、最近身近になってきた防水対応のデジタル製品といえば携帯電話だろう。お風呂でメールをしたりワンセグを見たりしたい、キッチンでも使いたいという女性のために、スリムでデザインにこだわった製品が増えてきている。
09年の夏モデルとしては、NTTドコモがイルミネーションとフォルムの美しさにこだわった「F-08A」など3機種、ソフトバンクモバイルがサブディスプレイに常に点灯している新開発の「メモリ液晶」を採用する「mirumo SoftBank 934SH」など2機種、auがソーラーパネルケータイの「SOLAR PHONE SH002」など4機種を発表した。
左から、F-08A、mirumo SoftBank 934SH、SOLAR PHONE SH002
防水ケータイは、雨など多少の水しぶきがかかったり、水中に落としてしまったりしても問題ない。キッチンでの作業中、濡れた手での通話やメールの操作、お風呂でのワンセグ視聴などが楽しめる。さらにNTTドコモの「F-08A」なら、水中でカメラを使用することが可能だ。これらの製品は、湿気の多いバスルームでも使用できるように設計されているが、高温のお湯、シャンプーや海水など水道水以外のものがかかると中に入り込んで壊れてしまう恐れがあるので注意しよう。とはいえ日常の水周りのシーンでは問題ない防水性能といえる。
女性の間で定着しつつある「お風呂テレビ」
携帯電話と同様、女性のバスタイムに注目して昨年ヒットしたデジタル製品がある。コンパクトなポータブルタイプの防水ワンセグテレビ「お風呂テレビ」だ。08年の夏本番前に、パナソニックが製品を発売。続いて秋にはソニーが参入した。パナソニックは女優の綾瀬はるかさんを広告に起用、ソニーはタレントの辺見えみりさんを招いたイベント「ハッピー バスルーム計画」を開催するなど、女性に向けて「お風呂でワンセグテレビを見る」というスタイルを提案していった。
お風呂テレビというからには、お湯のシャワーが当たってしまったり、うっかり湯船に落としてしまったりしても問題ない。とはいえ、お湯に浸けて使うようにはできていない。また、湯船の中に落としたまま放置してしまうのは避けよう。
480×272ドットの5V型ワイド液晶を搭載するパナソニックの「SV-ME750」は、シーンに合わせてバックライトを自動で制御し、メリハリのある映像を再現する。また、SD/SDHCカードに最大8時間分の番組を録画することが可能。予約録画にも対応するので、たっぷり録画しておいた番組をお風呂タイムに楽しむことができる。そのほか、ワンセグ視聴専用の「SV-ME700」や、FM/AMラジオチューナー搭載の「SV-ME850V」をラインアップする。
「SV-ME750」と「XDV-W600」
ソニーのお風呂テレビはせっけんのような丸みを帯びたデザインを採用。「XDV-W600」は、約1670万色を表示できる272×480ドットの4V型ワイド液晶パネルを採用。ワンセグ放送に適した色彩設定や、コントラストの向上、輪郭強調技術を組み合わせて、明るく見やすい映像を表示する。こちらも録画予約に対応し、2GBの内蔵メモリに最大10時間の番組を録画可能だ。
★最後はキーボードなど、パソコン周りの防水グッズをご紹介!
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★最初から読む
意外に水の被害が気になるパソコン周り
そのほか普段の生活で水の影響が気になるのは、意外とパソコン周りだったりする。仕事でもプライベートでも、パソコンを操作しながら飲み物を飲んでいて、こぼしてしまうことはよくある。そんな時、「洗えるキーボード」なら安心だ。3Rシステムの「3R-KPW6000BK」なら、内部に液体が入り込むことがない完全密閉デザインなので、まるごと水で洗うことができる。また、銀ベースの物質を使用した抗菌剤を施し、抗菌作用も高い。キーボードはホコリなどが溜まりやすいので、キレイ好きな人にとっては丸洗いできることは大きなメリットだ。
3R-KPW6000BK
防水のキーボードがあれば、防水マウスも存在する。3Rシステムも防水マウスを発売しているが、アテインの光学式マウス「Mighty Mouse(マイティマウス) 5」も丸洗い対応だ。表面素材に採用するシリコンが、内部へのほこりや水分の浸入を防ぐので、こちらもコネクタ部分を保護すれば水洗いできる。
Mighty Mouse 5
キーボードやマウスだけでなく、防水パソコンも存在する。昨年NECが法人向けに発売した12.1型液晶のノートPC「ShieldPRO FC-N22A」は、非動作状態で各方向から噴流水を浴びても大丈夫だ。また、90cmの高さからコンクリート上へ落下した場合にも耐える堅牢性を備えている。そのほか、パナソニックの法人向けノートPC「タフブック」シリーズも、水滴や衝撃に強く、工事現場など過酷な環境で使用できる。
ShieldPRO FC-N22A
防水といってもこれらは精密機器。水周りで使用する際は、外部接続端子カバーがちゃんと閉まっているかの確認、湿気の多い場所に置きっ放しにしない、水に濡れたら使用後はしっかり拭くなど、注意事項を守って楽しもう。(BCN・武井美野里)