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「BCN AWARD 2009」受賞社決定、液晶テレビはシャープが2冠、12部門でトップ入れ替わり

時事ネタ

2009/01/08 16:20

 BCNは1月8日、PCやデジタル家電などの各分野で、年間販売数で1位を獲得した企業を表彰する「BCN AWARD 2009」の受賞社を発表した。全国の家電量販店など約2300店舗から集めたPOSデータをもとに、08年1年間の販売数量を集計して表彰するもので、10回目となる今回は96部門で45社が受賞した。

BDレコーダー部門ではパナソニックが受賞、液晶テレビはシャープが2冠



 2008年は北京五輪によるデジタル家電の需要増が目立つ1年となった。画面サイズ40インチ未満、40インチ以上の2つに分けて表彰する液晶テレビ部門では、両部門ともにシャープが受賞。また、新設したBDレコーダー部門では秋口を境に躍進したパナソニックがトップの座を獲得した。このほか、ミニノートが市場を賑わせたノートPC部門では、東芝が3年連続の受賞となった。


受賞社一覧(PDF)
各部門の第3位までのご紹介【ハードウェア部門】・【ソフトウェア部門

 また、今回から新設したデジタルフォトフレーム部門ではソニー、PLC部門ではパナソニック、UPS部門ではエーピーシーがそれぞれトップになった。インクジェットプリンタ部門ではエプソンが3年ぶり、フォトプリンタ部門でも2年ぶりに首位を奪還。デジタルカメラ(レンズ交換型)部門では、キヤノンが2年ぶりの受賞となった。そのほか今回は各部門で入れ替わりが激しく、ページプリンタ部門ではブラザー工業が、セキュリティソフト部門ではトレンドマイクロがトップを獲得するなど、12部門11社が初受賞した。


 さらに、「BCN AWARD」の10周年を記念し、メーカーではなく、製品に焦点を当てた「BCN Best Product」を新設。第1回目は2008年を代表する10商品を選出した。

「BCN IT ジュニア賞 2009」では4チームと5名に栄誉



 優れた技術を持つ若きエンジニアを表彰する「BCN IT ジュニア賞 2009」の受賞チーム・受賞者も発表した。「全国高等専門学校プログラミングコンテスト」、「高校生ものづくりコンテスト」、「全国高校生プログラミングコンテスト」、「U-20 プログラミング・コンテスト」といった大会の入賞者から選出。今回は4チームと個人5名が受賞した。

「BCN IT ジュニア賞2009」受賞チーム・受賞者

・大阪府立工業高等専門学校 國領正人
・鹿児島県立鹿児島工業高等学校 山下偉愛
・学校法人開成学園 開成高等学校 林拓人
・学校法人静岡理工科大学 沼津情報専門学校 「Team.NIBOSHI」
・国立一関工業高等専門学校 奥田遼介
・国立詫間電波工業高等専門学校 「写動」製作チーム
・国立名古屋工業大学 松下浩典
・国立米子工業高等専門学校 「BOOK・ON」製作チーム
・富山県立富山工業高等学校 「全国高校生プログラミングコンテスト」参加チーム

 BCNでは、2009年1月23日に受賞社やPOSデータ提供会社などを招き、東京・港区の青山ダイヤモンドホールで「BCN AWARD 2009」の表彰式を開催する。会場では、「BCN IT ジュニア賞 2009」や新設した「BCN Best Product」の表彰式もあわせて開催する。