ケータイで読むマンガや小説、写真集、急増する電子書籍とは?
――冬休み特別企画:携帯電話で電子書籍を読んでみよう!<br /><br /> 書籍の内容をデータ化し、パソコンやPDAなどの携帯端末、携帯電話などで閲覧できる「電子書籍」が浸透しつつある。とくに携帯電話向けの電子書籍サイトの数はここ1年間で3倍近くにも膨れ上がった。書店に行かずとも欲しい本、気になる本がいつでも読める携帯電話向け電子書籍サービスを体験してみた。
――冬休み特別企画:携帯電話で電子書籍を読んでみよう!
書籍の内容をデータ化し、パソコンやPDAなどの携帯端末、携帯電話などで閲覧できる「電子書籍」が浸透しつつある。とくに携帯電話向けの電子書籍サイトの数はここ1年間で3倍近くにも膨れ上がった。書店に行かずとも欲しい本、気になる本がいつでも読める携帯電話向け電子書籍サービスを体験してみた。
●急増中の携帯電話向け電子書籍サイト、公式サイト数は250サイトを越えた
NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルの携帯電話会社3社に電子書籍サイト数について尋ねたところ、06年12月時点の3社合計で255サイトに達した。内訳はNTTドコモが58、auが118、ソフトバンクが79。05年12月時点とサイト数を比較すると、NTTドコモは非公開のため不明だったものの、auで約2.7倍、ソフトバンク(旧ボーダフォン)が約3倍に達していることがわかった。
ここまでハイペースでサイト数が増え、人気が高まっている電子書籍とはどのようなサービスだろうか。そもそも、携帯電話の小さい画面で、本当に書籍が読めるのだろうか。サービス料金はどのくらい……?疑問は尽きないが、まずは電子書籍をダウンロードしてみた。
●意外とあっさりダウンロードができた電子書籍 マンガ編
最初に面白そうなマンガから試してみる。まずは携帯電話が必要となるが、筆者の携帯電話は05年6月末に発売されたauの「W31T(東芝製)」。「最新端末じゃないと読めないんじゃないの?」「コンテンツ容量が大きすぎてダウンロードできないんじゃないの?」などなど、回りに散々言われたが、とにかくチャレンジ。ダウンロードするファイルを選択し、ドキドキしながらダウンロードボタンをクリックした。1400KBほどの容量だったが、1分もかからずダウンロードが終了。夜のようにアクセスが込み合う時間帯だともう少しダウンロード時間がかかるのかも知れないが、意外と速かった。
コンテンツは対応端末でしかダウンロードすることができない。そのため、お金を出してコンテンツをダウンロードしたのに、サービス未対応のため読めない、というようなトラブルが発生しないようになっている。
またコンテンツを立ち上げようとした時、閲覧用アプリケーションをインストールしていなければ自動的にアプリケーションのダウンロード画面に切り替わる。アプリケーションは無料で提供しているところが多く、ユーザーは通信料のみ負担すればアプリケーションをダウンロードすることができる。
ダウンロードしたマンガコンテンツを立ち上げてみると、まずは単行本のようなトップ画像が表示された。作品名、作者名も表示され、その点は紙のマンガと変わりがない。しかし、本文は1ページずつではなく、1コマずつ表示される。
表示形式は紙芝居方式とスクロール方式があり、紙芝居方式では黒い背景に切り抜いたコマが1コマずつ表示される。スクロール方式ではコマを切り抜かずアップにして表示するため、隣のコマや下のコマの絵も見ることができる。コマは十字キーボタンや決定ボタンをクリックすることで、1コマずつ進めたり、戻ったりすることができる。
縦長や横長のように、液晶画面に収まりきらないコマはクリックするごとにスライドするようになっている。通常、紙のマンガでは上から下、右から左へと読み進めていくのが普通だが、このスライド表示では自然な話の流れや、ストーリー上の効果を狙って下から上へスライドされるものもあった。
また、携帯電話ならではの、バイブレーションを使った効果もある。物が落ちたり、ぶつかったりする場面だけではなく、読者にインパクトを与えたい登場シーンや見せ場のシーンなどで携帯電話がビビッと振動する。このほか、カラーコンテンツや、効果音やBGMなどが流れるコンテンツもあり、静止画だけで構成された紙のマンガとは違い、より読者を楽しませる工夫が施されていた。
●縦組、横組表示も可能 好みのスタイルで読み進められる電子書籍 小説編
小説の場合はどうだろうか。こちらもマンガと同じようにコンテンツを立ち上げると表紙、作品名、作者名、次いで目次が表示される。また、目次ページから各章の頭にジャンプすることができた。ページは紙の書籍と同じように1ページずつめくることも、1行ずつ移動することも可能。
表示設定では縦組と横組が切り替えられるほか、文字サイズを大中小の3段階に調整したり、文字を太字にすることもできた。自分の読書スタイルに合わせて変更することができるので、読みにくさはあまりない。また難しい漢字などにルビを付ける機能もあった。
「しおり機能」もあり、現在表示している画面にチェックを入れることで、次回コンテンツを立ち上げた時、メニュー画面からチェックを入れた画面にジャンプすることができる。また、「自動しおり機能」を搭載しているコンテンツでは、しおりのチェックを入れることなく、自動的に前回最後に開いていた画面に飛ぶことができる。
このほか、画面表示設定では本文を画面いっぱいに表示する、「全面表示」を選択することができるので、じっくりと読書に没頭したい時にオススメだ。
最新の携帯電話は液晶画面が大型化し、また高精細化している。とはいえ、紙の書籍に比べたら表示面積が小さく、多少の読みにくさはある。しかし、マンガの場合は1コマずつ表示されるため次の展開が見えない。その分、紙のマンガよりもドキドキするし、小説はメールの感覚で読み進めることができた。また、バイブレーション機能や音声機能などで、紙では表現しきれないところをカバーしているのが面白い。
●始める前に……気になるコンテンツ料金は?
それでは電子書籍を購入してみよう、と思うと気になるのはコンテンツの料金。いくらぐらいで楽しめるのだろう。出版社を代表して集英社と小学館のコンテンツ体系を比較してみた。
電子書籍は着信メロディや待ち受け画像のように、ダウンロードして閲覧するものがほとんど。料金は月額制とコンテンツをダウンロードするごとに料金が発生する従量課金制の2種類があり、月額制が主流を占めているようだ。
ダウンロードはファイル単位で行う。出版社などによってファイルの大きさは異なるが、単行本全体をまとめてダウンロードするのではなく、いくつかのファイルに小分けして購入できるようになっている。そのため、最初のファイルを購入しても気に入らなければ、それ以降は購入しなくて済む。
コンテンツの価格は一律ではなく、容量などによって異なる。そのため、月額制の場合、1か月で何ファイルまでダウンロードできる、という形態ではなく、毎月ポイントが付与され、そのポイントとコンテンツを交換するポイント制を採っているサイトが多い。1ポイントがほぼ1円に相当する。
例えば月額315円の料金コースの場合、1か月で300ポイント前後が付与される。ユーザーはそのポイントを使ってコンテンツファイルをダウンロードする。ポイントが足りなくなってしまった場合は、ポイント追加購入することもできる。また余ってしまった場合には翌月に繰り越せるサイトもある。1ファイルあたりのポイント消費量はサイトやファイル容量によってまちまち。従量制の場合はダウンロードするごとに料金を支払う形だ。
集英社の「集英社マンガカプセル」では単行本で10ページ前後の分量を1ファイルとしている。話の流れなどに合わせてページを区切っているため、10ページ未満の場合もあるという。1ファイルあたりの料金は月額製の場合はモノクロの場合で30ポイント、カラーの場合で100ポイント。従量制の場合はモノクロが31円、カラーが105円。「単行本1冊分に相当するファイル数は18-20ファイルほど」(集英社)で、単行本1冊分のモノクロファイルをダウンロードすると月額製なら540-600ポイント、従量制なら558-620円程度で購入できる。
小学館の「コミック小学館ブックス」では1話が1ファイル。30-40ポイントほどで提供している。単行本1冊あたりに収録している話数は作品によって異なるが、例えば「名探偵コナン」(青山剛昌著)では、単行本1冊あたりに10話前後収録されている。1ファイルあたりのポイント消費量は35ポイントで、10ファイルをダウンロードすると350ポイント、従量制なら370円ほどの料金になる。
電子書籍の価格は紙の書籍の定価とほぼ同じが、やや高い程度。書店に行くまでの時間や手間を考えれば、妥当な価格ではないだろうか。
●ダウンロードしたコンテンツを末永く読みたい……外部メモリへの保存は?
購入した電子書籍はいつまで閲覧することができるのだろうか。閲覧期間に制限があるコンテンツは少ないものの、携帯電話の機種を変更した場合、コンテンツを新端末に引き継げない場合が多い。PCや他の端末に保存できないものがほとんどだ。また、miniSDカードなどの外部メモリに保存できないコンテンツも少なくない。多くのコンテンツは、事実上「同一端末を使用している間だけしか閲覧できない」と考えたほうがよさそうだ。
その中でauは「電子書籍だけではなく、音楽、動画など、たくさんのコンテンツをダウンロードするユーザーの利便性を図るため、コンテンツ制作会社には外部メモリに保存できる形式でコンテンツの制作をお願いしている。また外部メモリに保存したコンテンツを機種変更した端末で閲覧できるコンテンツもある」という。こうした試みが広がれば、もっと長い期間でコンテンツを楽しめるようになるだろう。
年末年始には実家へ帰る人も多いだろう。電子書籍であれば帰省中の電車の中でも簡単に電子書籍をダウンロードできるし、満員電車の中でも紙の書籍ほど幅を取らずに読書ができる。また家でのんびり過ごしたい人たちにとっても、コタツから出ずに気になる書籍を読むことができる。まずは無料のサンプル版を試してみてはいかがだろうか。(WebBCNランキング編集部・山下彰子)
――冬休み特別企画:携帯電話で電子書籍を読んでみよう!
書籍の内容をデータ化し、パソコンやPDAなどの携帯端末、携帯電話などで閲覧できる「電子書籍」が浸透しつつある。とくに携帯電話向けの電子書籍サイトの数はここ1年間で3倍近くにも膨れ上がった。書店に行かずとも欲しい本、気になる本がいつでも読める携帯電話向け電子書籍サービスを体験してみた。
●急増中の携帯電話向け電子書籍サイト、公式サイト数は250サイトを越えた
NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルの携帯電話会社3社に電子書籍サイト数について尋ねたところ、06年12月時点の3社合計で255サイトに達した。内訳はNTTドコモが58、auが118、ソフトバンクが79。05年12月時点とサイト数を比較すると、NTTドコモは非公開のため不明だったものの、auで約2.7倍、ソフトバンク(旧ボーダフォン)が約3倍に達していることがわかった。
ここまでハイペースでサイト数が増え、人気が高まっている電子書籍とはどのようなサービスだろうか。そもそも、携帯電話の小さい画面で、本当に書籍が読めるのだろうか。サービス料金はどのくらい……?疑問は尽きないが、まずは電子書籍をダウンロードしてみた。
●意外とあっさりダウンロードができた電子書籍 マンガ編
最初に面白そうなマンガから試してみる。まずは携帯電話が必要となるが、筆者の携帯電話は05年6月末に発売されたauの「W31T(東芝製)」。「最新端末じゃないと読めないんじゃないの?」「コンテンツ容量が大きすぎてダウンロードできないんじゃないの?」などなど、回りに散々言われたが、とにかくチャレンジ。ダウンロードするファイルを選択し、ドキドキしながらダウンロードボタンをクリックした。1400KBほどの容量だったが、1分もかからずダウンロードが終了。夜のようにアクセスが込み合う時間帯だともう少しダウンロード時間がかかるのかも知れないが、意外と速かった。
コンテンツは対応端末でしかダウンロードすることができない。そのため、お金を出してコンテンツをダウンロードしたのに、サービス未対応のため読めない、というようなトラブルが発生しないようになっている。
またコンテンツを立ち上げようとした時、閲覧用アプリケーションをインストールしていなければ自動的にアプリケーションのダウンロード画面に切り替わる。アプリケーションは無料で提供しているところが多く、ユーザーは通信料のみ負担すればアプリケーションをダウンロードすることができる。
ダウンロードしたマンガコンテンツを立ち上げてみると、まずは単行本のようなトップ画像が表示された。作品名、作者名も表示され、その点は紙のマンガと変わりがない。しかし、本文は1ページずつではなく、1コマずつ表示される。
表示形式は紙芝居方式とスクロール方式があり、紙芝居方式では黒い背景に切り抜いたコマが1コマずつ表示される。スクロール方式ではコマを切り抜かずアップにして表示するため、隣のコマや下のコマの絵も見ることができる。コマは十字キーボタンや決定ボタンをクリックすることで、1コマずつ進めたり、戻ったりすることができる。
縦長や横長のように、液晶画面に収まりきらないコマはクリックするごとにスライドするようになっている。通常、紙のマンガでは上から下、右から左へと読み進めていくのが普通だが、このスライド表示では自然な話の流れや、ストーリー上の効果を狙って下から上へスライドされるものもあった。
また、携帯電話ならではの、バイブレーションを使った効果もある。物が落ちたり、ぶつかったりする場面だけではなく、読者にインパクトを与えたい登場シーンや見せ場のシーンなどで携帯電話がビビッと振動する。このほか、カラーコンテンツや、効果音やBGMなどが流れるコンテンツもあり、静止画だけで構成された紙のマンガとは違い、より読者を楽しませる工夫が施されていた。
●縦組、横組表示も可能 好みのスタイルで読み進められる電子書籍 小説編
小説の場合はどうだろうか。こちらもマンガと同じようにコンテンツを立ち上げると表紙、作品名、作者名、次いで目次が表示される。また、目次ページから各章の頭にジャンプすることができた。ページは紙の書籍と同じように1ページずつめくることも、1行ずつ移動することも可能。
表示設定では縦組と横組が切り替えられるほか、文字サイズを大中小の3段階に調整したり、文字を太字にすることもできた。自分の読書スタイルに合わせて変更することができるので、読みにくさはあまりない。また難しい漢字などにルビを付ける機能もあった。
「しおり機能」もあり、現在表示している画面にチェックを入れることで、次回コンテンツを立ち上げた時、メニュー画面からチェックを入れた画面にジャンプすることができる。また、「自動しおり機能」を搭載しているコンテンツでは、しおりのチェックを入れることなく、自動的に前回最後に開いていた画面に飛ぶことができる。
このほか、画面表示設定では本文を画面いっぱいに表示する、「全面表示」を選択することができるので、じっくりと読書に没頭したい時にオススメだ。
最新の携帯電話は液晶画面が大型化し、また高精細化している。とはいえ、紙の書籍に比べたら表示面積が小さく、多少の読みにくさはある。しかし、マンガの場合は1コマずつ表示されるため次の展開が見えない。その分、紙のマンガよりもドキドキするし、小説はメールの感覚で読み進めることができた。また、バイブレーション機能や音声機能などで、紙では表現しきれないところをカバーしているのが面白い。
●始める前に……気になるコンテンツ料金は?
それでは電子書籍を購入してみよう、と思うと気になるのはコンテンツの料金。いくらぐらいで楽しめるのだろう。出版社を代表して集英社と小学館のコンテンツ体系を比較してみた。
電子書籍は着信メロディや待ち受け画像のように、ダウンロードして閲覧するものがほとんど。料金は月額制とコンテンツをダウンロードするごとに料金が発生する従量課金制の2種類があり、月額制が主流を占めているようだ。
ダウンロードはファイル単位で行う。出版社などによってファイルの大きさは異なるが、単行本全体をまとめてダウンロードするのではなく、いくつかのファイルに小分けして購入できるようになっている。そのため、最初のファイルを購入しても気に入らなければ、それ以降は購入しなくて済む。
コンテンツの価格は一律ではなく、容量などによって異なる。そのため、月額制の場合、1か月で何ファイルまでダウンロードできる、という形態ではなく、毎月ポイントが付与され、そのポイントとコンテンツを交換するポイント制を採っているサイトが多い。1ポイントがほぼ1円に相当する。
例えば月額315円の料金コースの場合、1か月で300ポイント前後が付与される。ユーザーはそのポイントを使ってコンテンツファイルをダウンロードする。ポイントが足りなくなってしまった場合は、ポイント追加購入することもできる。また余ってしまった場合には翌月に繰り越せるサイトもある。1ファイルあたりのポイント消費量はサイトやファイル容量によってまちまち。従量制の場合はダウンロードするごとに料金を支払う形だ。
集英社の「集英社マンガカプセル」では単行本で10ページ前後の分量を1ファイルとしている。話の流れなどに合わせてページを区切っているため、10ページ未満の場合もあるという。1ファイルあたりの料金は月額製の場合はモノクロの場合で30ポイント、カラーの場合で100ポイント。従量制の場合はモノクロが31円、カラーが105円。「単行本1冊分に相当するファイル数は18-20ファイルほど」(集英社)で、単行本1冊分のモノクロファイルをダウンロードすると月額製なら540-600ポイント、従量制なら558-620円程度で購入できる。
小学館の「コミック小学館ブックス」では1話が1ファイル。30-40ポイントほどで提供している。単行本1冊あたりに収録している話数は作品によって異なるが、例えば「名探偵コナン」(青山剛昌著)では、単行本1冊あたりに10話前後収録されている。1ファイルあたりのポイント消費量は35ポイントで、10ファイルをダウンロードすると350ポイント、従量制なら370円ほどの料金になる。
電子書籍の価格は紙の書籍の定価とほぼ同じが、やや高い程度。書店に行くまでの時間や手間を考えれば、妥当な価格ではないだろうか。
●ダウンロードしたコンテンツを末永く読みたい……外部メモリへの保存は?
購入した電子書籍はいつまで閲覧することができるのだろうか。閲覧期間に制限があるコンテンツは少ないものの、携帯電話の機種を変更した場合、コンテンツを新端末に引き継げない場合が多い。PCや他の端末に保存できないものがほとんどだ。また、miniSDカードなどの外部メモリに保存できないコンテンツも少なくない。多くのコンテンツは、事実上「同一端末を使用している間だけしか閲覧できない」と考えたほうがよさそうだ。
その中でauは「電子書籍だけではなく、音楽、動画など、たくさんのコンテンツをダウンロードするユーザーの利便性を図るため、コンテンツ制作会社には外部メモリに保存できる形式でコンテンツの制作をお願いしている。また外部メモリに保存したコンテンツを機種変更した端末で閲覧できるコンテンツもある」という。こうした試みが広がれば、もっと長い期間でコンテンツを楽しめるようになるだろう。
年末年始には実家へ帰る人も多いだろう。電子書籍であれば帰省中の電車の中でも簡単に電子書籍をダウンロードできるし、満員電車の中でも紙の書籍ほど幅を取らずに読書ができる。また家でのんびり過ごしたい人たちにとっても、コタツから出ずに気になる書籍を読むことができる。まずは無料のサンプル版を試してみてはいかがだろうか。(WebBCNランキング編集部・山下彰子)