【BCN AWARDトップベンダー ヒットの理由】弥生
[業務ソフト部門][申告ソフト部門]
中小企業向け業務ソフトの決定版
圧倒的な使いやすさがNo.1の秘密
BCN AWARDが始まって以来、業務ソフトナンバー1を維持し続けているのが弥生である。同社の「弥生シリーズ」が、多くのユーザーから支持される理由はどこにあるのだろうか。そして、インターネットを活用した新機能とはどんなものなのだろうか。

■6年連続受賞の弥生

専任の経理担当者がいない小規模事業所では、パソコンの操作に慣れていない人が会計ソフトを使うこともある。それだけに、経理やパソコンの知識がなくても使いやすいソフトであることが求められる。
弥生シリーズは、こうした要件にマッチした製品だ。初心者向けには「導入アドバイザー」という動画ヘルプがあって、音声と実際の画面で、データの作成方法や作業手順を解説してくれる。
しかも、「弥生会計05」では、インターネットを活用した新機能が付加された。仕事の流れが一目でわかる初期画面「クイックナビゲータ」に、「弥生からのお知らせ」と「よくある質問(FAQ)」の最新情報をネットで配信する機能を搭載。常に最新のサポート情報を入手できる。自社のデータをインターネットのデータセンターに預けられるデータリレーションサービスにも対応し、パソコンのトラブルでデータが消えてしまったといった事態にも対応することができる。
■ネット対応が資金調達にも威力

こうしたインターネットサービスは、「今後さらに強化していく」と弥生の平松庚三社長はいう。実は昨年12月、弥生はあの!ライブドアのグループ企業となっている。
「ライブドアはインターネットサービスの最大手。2005年は、ライブドアとの協力関係を強化して、さらに新しいサービスの提供を目指す」という。果たして、今後どんなサービスが出てくるのか、2005年の弥生に注目だ!!(フリーペーパー・月刊「BCNランキング」創刊準備号掲載)